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作品集14

作品集14にはNo391〜No420まで掲載してあります。
各詩のプラメロナンバーをクリックするとプラムレコードのはめ込み用カラオケが聞けます。

391, 明田富士(みようでんふじ)
作詞:岩本 かおる  作曲:竹見 さとし

秋田市内に 明田(みようでん)富士が
赤い鳥居か 矢印までも
駆けてのぼろう 登山道
視界抜群 秋田市を
めぐる時節を 振向きながら
緑浮かべて 大平川が

両手合わして 大権現に
遠い歴史を 訪ねて下る
ゆっくり歩いて 三分か
日本一だね 富士の山
匂う緑に 輝く水面
踵返して も一度登山

本家富士山 みななむと読み
駿河湾から 愛鷹(あしたか)山を
下に見下ろし 悠然と
白い衣に 身を纏い
裾を広げて 行く末眺め
永久(とわ)に幸せ 真白きくもが

♪プラメロ4-7♪

392, あまだ里山(トンボ池)
作詞:岩本 かおる  作曲:竹見 さとし

乙女峠に 金時山と
匂う歴史の 山並み箱根
背中に(せな)日本(にっぽん)一の富士
流れ鮎沢 相模灘
風にひらひら 紅葉が舞って
あまだ里山 深沢里に

春の湿地に 緑が映える
心安らぐ 里山あまだ
招く可憐な 水芭蕉
やがてトンボが 群れ飛べば
トンボ池には  水輪を数え
石碑見つめて 両手を合わす

歴史数々 北条武田
富士を見上げて 深沢城址
坂田金時 足柄に
裾野下ん所 蔓山
箱根八里は 山中城址
富士を拝むか 小田原城に

あまだ里山 トンボが池に
秋の紅葉か 黄金に富士か
笑顔嬉しい 人々の
結ぶ絆に 緑濃き
蛍飛び交い ドボンと池に
富士もスッピン 微笑見せて

♪プラメロ2-8♪

393, サバープル(鯖アップル)
作詞:岩本 かおる  作曲:竹見 さとし

ハア〜
津軽林檎と 八戸鯖と
堅く結んで 明日の行くへ
思考錯誤の 高校生が
こぼす笑顔に サバープル
拳振り上げ 思わず声を

ハア〜
さばの匂いが 思案の末に
そんな八戸 太平洋に
日本列島 最北のさば
さばと林檎に 四苦八苦
若さ嬉しい 思いを込めて

ハア〜
里と海との 恵みがコラボー
心一つに 蕾が開く
赤い林檎に 真鯖がはねる
夢は皆の 町おこし
味は美味いと けんみんショウに

ハア〜
本州最北 青森の地に
知らぬ者なし 真っ赤な林檎
鯖も最北 八戸漁港
結ぶ絆の ほっぺにも
明日の夢湧く ほころぶ笑顔

♪プラメロ2-7♪

394, しまなみ海道(音頭)
作詞:岩本 かおる  作曲:竹見 さとし

愛媛今治(えひめいまばり) 瀬戸内渡り
島と島と いだ橋は
緑たわわに 10(とう)の橋
歴史浪漫の 島なみを
白き波たて 来島(くるしま)海峡
水面きらきら 浮かんだ島よ

海の青さに 緑の島が
恵み豊かに 瀬戸内の海
結ぶ絆に 笑顔見せ
島を見下ろし 伯方島
何を叫ぶか 両手を口に
海に吸われる 小船が浮かぶ

サイクリンクで 潮風受けて
海はブルーに 見下ろす渦が
挙げた両腕 目を合わす
こんな幸せ 二人なら
サドル叩いて しまなみ海道
空は青空 ぽっかり雲が

本州尾道 今治四国
橋を歩いて 黄金のみかん
味は愛媛の 自慢なら
口に含んで 瀬戸内を
海を自転車 歩いて渡る
肌に潮風 ほころぶ笑顔

♪プラメロ2-8♪

395,せせらぎの湯
作詞:岩本 かおる  作曲:竹見 さとし

兵庫市川 笠形山に
抱かれ湯の里 せせらぎの湯に
心癒して くつろげる
緑嬉しい 播磨富士
耳を澄まして 流れる音に
湯気に包まれ 喧騒さえも

海は瀬戸内 波穏やかに
潮の干満 一日二度の
波も白波 播磨灘
鳴門海峡 渦を巻き
明石海峡 太平洋に
やがて満潮 流れも変る

同じ名前が 両手に余る
地名さておき 地図にも在るよ
呼び名自慢の 播磨富士
思い込んだら 播磨灘
瀬戸の流が 変ろうなどと
今日も瀬戸内 夕月浮かべ

心体を 癒して仰ぐ
峰の山なみ 笠形山も
皆に呼ばれる 播磨富士
夜の静けさ せせらぎも
紅葉はらはら くつろぎの湯に
笑顔嬉しい 市川の町

♪プラメロ2-8♪

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396,みくりや蕎麦
作詞:岩本 かおる  作曲:竹見 さとし

富士の高原 真白き花が
此れが自慢の みくりや蕎麦の
富士を見上げて 蕎麦の花
帽子ちょこんと 笑顔見せ
つなぎ山芋 取り入れ待てば
匂い爽やか みくりや蕎麦が

今日は新蕎麦 振る舞い隊が
胸にそれぞれ 御厨(みくりや)蕎麦の
味は自慢の 腕がなる
あちらこちらで かろやかに
蕎麦をすするか ほころぶ笑顔
裾も真しろき 見上げる富士も

富士を見上げる 幸せ抱いて
恵み豊かに 膝折眺め
そっとてのひら 笑顔そえ
白い可憐な 蕎麦の花
昇る湯煙 眺める富士が
心癒して みくりや蕎麦を

箱根背にして 眺める富士に
歴史数あり 招くはすすき
表富士なら 御殿場の
匂い優しい 蕎麦の花
昔懐かし みくりや蕎麦と
町をあげての 自慢の味が

♪プラメロ2-8♪

397,阿蘇の山
作詞:岩本 かおる  作曲:竹見 さとし

肥後は中岳 今尚煙
風に流れて 阿蘇山ざんを
恵み豊かに 琵琶の湖(うみ)
水面きらきら 湧水が
日本橋から 東海道が
富士の頂 見上げて名古屋

加藤清正 偲んで天守
何故か笑顔が 偉大さ秘めて
匂い緑の 成趣(しょうじゅ)園
そぞろ歩いて 都えと
城主細川 歴代公が
出水(いずみ)神社に 両手を合わす

水と緑の きらめく江津湖
浮かぶボートに こぼれる笑顔
水の豊かさ 此処かしこ
湧水群の 稀に見る
生きる幸せ 緑の大地
肥後は熊本 有明海に

♪プラメロ1-8♪

398,遠州森町
作詞:岩本 かおる  作曲:竹見 さとし

森の石松 大洞院に
古い歴史に 徳川武田
民の命を 守らんと
今に残るは 塩の道
緑優しい お茶の香が
秋葉戦国 夢街道に

神社仏閣 歴史の花が
心癒すは 葛布(かっぷ)の滝か
お茶の畑が 眼を奪い
咲いて招くは 百合の花
頭(こうべ)垂れてる 稲穂が揺れる
歩く街並み 遠い日思う

流れ水面に 山肌浮かべ
遥か眺める 遠州灘が
森が故郷 次郎柿
新東名の パーキング
富士も頂 輝き見せて
明日を見据えて 見守るように

♪プラメロ・・・♪

399,河津桜
作詞:岩本 かおる  作曲:竹見 さとし

伊豆の天城を 旅発つ川は
名所古跡を しっかり抱いて
流れ水面に 花びらを
土手に菜の花 河津川
色はピンクに 一足早く
夜はライトに 浮かんだ様に

河津桜を 指差しながら
見せる笑顔に 天城の山が
土手を歩けば 湯煙が
河津なな滝(だる) ループ橋
露天風呂なら 滝音聞いて
空に白雲 夕月さえも

伊豆の踊り子 瞳を閉じて
着物姿で わらじを履いて
杖に縋って 天城越え
河津三郎 河津掛
父に祐泰(すけやす)十郎五郎
今に残るは 曽我兄弟と

そんな話に ピンクの桜
河津生まれと 川筋覗く
遠州森では 次郎柿
花に包まれ カーネイション
四季夫々に 花咲乱れ
恵み大地に 河津の町に

♪プラメロ2-8♪

400,海の匂い
作詞:岩本 かおる  作曲:竹見 さとし

海の匂いと 波打ち際の
砂利や小石の 転がる音が
沈む夕陽が 海原や
染める岩肌 東北の
松の緑や 明日の夢を
閉じた瞳に 飛び交う鳥が

仰ぐ屋上 観光バスが
丁度一年 夢中で生きた
夢を求めた 砂浜も
地震津波に 地獄絵図
誰を恨んで 叫んで見ても
海は知らない 振りして暮れる

希望と言う字を 有芽(あるめ)と書いて
有芽(ゆめ)と信じて 波うちぎわを
広い海原 背に松が
有芽(ゆめ)が有るのと 語りかけ
閉じた瞳に 芽生えた有芽(ゆめ)が
両手広げて 青空仰ぐ

♪プラメロ4-4♪

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401,吉谷の棚田
作詞:岩本 かおる  作曲:竹見 さとし

老いも若きも 心を一つ
棚田守ろう 中越地震
語る言葉は  地獄絵図
時の流れは 止らない
棚田自慢の 黄金の味を
汗に花咲く 吉谷灯り

集う人々 棚田の稔り
夢に描いて 突貫工事
蛍飛び交う 夜の空
星の瞬き 流れ星
瀬音安らぐ 紅葉(もみじ)が風に
見えぬ絆に 心を癒す

春の芽吹きに 山浪見つめ
水面のぞけば めだかが群れる
水輪広げて 水すまし
風に揺れてる 棚田にも
浮かぶ白雲 小千谷の棚田
汗と努力の 歓声響き

昇る朝陽が 見下ろす棚田
染めて喜び こぼれる笑顔
見えぬ力を 呉れた人
拳高々 天を指し
我に続けと 声高らかに
望み自慢の 棚田の味が

♪プラメロ2-8♪

402,五能線
作詞:岩本 かおる  作曲:竹見 さとし

赤い林檎が たわわに実る
山はお岩木 津軽の宝
乗って見ようか 御所川原
何時か流れた 人生を
林檎土産に 背中に背負って(しょって)
どうせ急がぬ 二人の旅路

海の青さに 大空見つめ
幹を叩いて 梢を仰ぐ
風に揺れてる ブナの葉を
大樹白神 かさこそと
奇岩おりなす ライオン岩や
そぞろ歩いて 千畳敷きに

回る時計を ポッケに仕舞い
岩礁白波 山肌眺め
水の青さに 足を止め
山は白神 湧水に
味は微笑む 山海の味
能代旅して 心を癒す

♪プラメロ4-7♪

403,三島よ
作詞:岩本 かおる  作曲:竹見 さとし

富士を見上げて 湧水見つめ
揺れる梅花藻 可憐な花が
夏に冷たく 冬暖かい
歴史数ある 三島の街よ
大樹緑に 楽寿園
水の都と 頷きながら

箱根西麓 大地の恵み
富士の麓も 一面緑
水の都と 農兵節か
両手叩いて 唄った頃が
箱根下れば 宿場街
流れ瀬音に 緑の三島

伊豆の玄関 三島の町に
駿豆鉄道 懐かし呼び名
今じゃ伊豆急 狩野川べりを
丹那トンネル 抜ければ三島
帽子貴婦人 富士の山
恵み豊かに 三島の町が

♪プラメロ1-2♪

404,春野よいとこ
作詞:岩本 かおる  作曲:竹見 さとし

遠州春野に 歴史の花が
咲いて華やぐ 緑の町は
秋葉下社に 手を合わし
心清めた 気田川に (けたがわに)
浪漫求めて 見下ろす里は
お茶の畑に こぼれる笑顔

城址数えて 両手に余る
見上げ驚く 天狗のお面
塩の道なら 命がけ
神社仏閣 地蔵さん
壁に葵の 御紋を残し
遠州灘から 信濃に続く

京の都に 思いを残し
戦背にして 春野の秘境
何時か迎えた 廃村に
今も残るは 藤原家
天野今川 徳川武田
歴史香は 遠州春野(れきしかおるは えんしゅうはるの)

心安らぐ こぼれる笑顔
見えぬ絆に 情けが通う
躍る若鮎 山女住み(おどるわかあゆ やまめすみ)
流れ清らか 緑濃き
白い可憐な 花咲き匂う
お茶の春野に 朝陽が昇る

♪プラメロ2-8♪

405,女の命
作詞:岩本 かおる  作曲:竹見 さとし

古い女と そしられようと
愛を貫き 私は明日を
半歩寄り添い 貴方に縋り
尽くす人生 過ごしたい
足りぬ処は 許して貴方

支え尽くすが 女の誠
胸に刻んで 夜明けを待つの
朝は誰にも 必ず来ると
そんな言葉を 呉れました
永久の眠りに 思い出胸に

母の口癖 前には出るな
そんな思い出 今では母に
明日は嫁いで 娘は行くの
どうか笑顔を 糧にして
共に人生 歩いて行って

♪プラメロ1-7♪

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406,深沢城址
作詞:岩本 かおる  作曲:竹見 さとし

駿河今川 北条相模
甲斐の武田は 足柄
峠越えれば 小田原が
北に篭坂 甲斐の国
西に今川 要塞ならば
覇権争い 刃を交わす

流れ抜川 馬伏の出会い
城は深沢 見上げる富士が
箱根山並み 金時の
乙女長尾や 箱根路の
歴史古跡の ページを開き
空に白雲 ふんわり富士に

石碑見上げて 在りし日偲ぶ
揺れる稲穂に トンボが止る
水面輪を描き のどかなる
駿河相模や 甲斐の国
でんと構えた 深沢城が
今も変らぬ ましろき富士が

関所名代の 足柄城址
弘法大師の 聖天堂に
北条今川 対峙した
甲斐の武田も 隙あらば
海を求めて 虎視淡々と
何時か徳川 深沢城が

♪プラメロ2-8♪

407,須山浅間神社
作詞:岩本 かおる  作曲:竹見 さとし

天をつくよな 大樹を見上げ
富士の裾野に 浅間神社
原野狭しと 駆けめぐる
富士の巻狩り 若武者を
匂う歴史を 見上げる富士に
峰の白雪 朝陽が染める

白い衣に チョコンと帽子
須山高原 見下ろす灯り
町は裾野か 御殿場か
春に山菜 風が呼ぶ
緑り優しい 愛(あし)高山が
富士を見上げて 優しい風を

須山浅間 ススキが揺れる
裾を紅葉に 衣で隠し
やがて北風 冬支度
杉の大樹に 尋ねたい
何時か流れた 歴史の数を
幹に両手を 回して見上げ

昔栄えた 浅間神社
里じゃ黄金が 真白き蕎麦が
富士を見上げて 見返れば
箱根金時 伊豆の山
青く輝く 駿河の海が
流れ黄瀬川 瀬音を残し

♪プラメロ2-8♪

408,水車村音頭
作詞:岩本 かおる  作曲:竹見 さとし

不動峡には 瀬音も優し
緑浮かべて 白雲流れ
崖を見つめて 磨崖仏
回る水車に 思い馳せ
後ろ髪ひく 滝の谷不動
絆信じて ほころぶ笑顔

緑山肌 桜が染める
揺れる吊橋 魚影を追えば
やがて田植か 満々と
光る水面が 一面に
歴史辿れば 板壁水車
お茶の緑に 心を癒し

お茶は禄茶か 紅茶の香り
水車村では 紅茶に架ける
朝な夕なに 情熱を
命燃やして 明日の糧
燃える紅葉が 水面を染める
お茶の緑に ま白き花が

紅葉祭りが 水車の村に
両手合わして 眺める人が
川に突き出た お堂から
赤い手摺が 映えている
染める山肌 味あう紅茶
谷の水音 笑顔が映る

♪プラメロ2-8♪

409,泉の一葉の松
作詞:岩本 かおる  作曲:竹見 さとし

地震津波に 一葉の松
耐えて奇跡を 勇気を呉れる
ニ葉(によう)緑に  一葉(よう)が
相馬泉に 根を張って
空を見上げて 数百年も
夢を希望を 我らの街に

秘めた歴史を 年月重ね
遥か海原 太平洋を
暑さ寒さに 大空を
緑豊かに 輝きて
人の暮らしに 無言の勇気
幹を叩いて こぼれる笑顔

煙管(きせる)咥えて 吸うのを忘れ
煙見つめて ニヤリと笑う
夢で見ました 弁慶が
遠い昔に 松の根に
腰を下ろして 左手(ゆんで)に槍を
昔話に 滲んだ汗が

心癒して 緑の大樹
聞いて驚く 一葉の松
耐えて呉れたと 福島の
南相馬の 原町区
永久にこの街 見つめて呉と
梢見上げて(こずえみあげて) 交わした笑顔

♪プラメロ2-8♪

          ※昨年の東北大震災に津波をかぶりながら、枯れずに生きる一葉の松
410,大地の恵み
作詞:岩本 かおる  作曲:竹見 さとし

井倉洞から 湧き出る水が
飛沫緑を  育み(はぐく)ながら
白い帯引き 高梁に
乙女らしさを 匂わせる
瀬音残して 瀬戸内海に
滝は新見の 井倉の滝よ

永い歴史に 鍾乳洞が
吉備の新見に 思い出残し
流れ高梁 五月雨や
滝の滴を 流れにと
浪漫浮かべて 在りし日偲ぶ
尽きぬ水面に 夕月浮かべ

秘めた恵みが 新見の里に
鍾乳洞や 数ある滝が
地下に眠って 居たなんて
音を響かせ 驚きを
此れが実の(まこと) 芸術なのと
閉じた瞳に カーテンまでが

吉備の高梁 古代の香り
流れ一つに 偉人の姿
知恵と根性は 人々の
生きる運命(さだめ)と 身に諭(さとし)
何時か流れた 高梁川に
浮かぶ雲さえ 吉備路の宝

♪プラメロ2-8♪

411,大内宿
作詞:岩本 かおる  作曲:竹見 さとし

会津大内  萱葺き屋根が
昔参勤 交代の宿
ずらり並んだ 陸奥に(みちのく)
時代(ときを)刻んで(きざ) 黒光り
燃える囲炉裏の 炎が揺れる
癒す心に 流を偲ぶ

歴史刻んで 佇む山河
緑浮かべて 大川何処へ
塔のへつりに 目を見張り
怖さ忘れて 吊橋を
緑浮かべて 岩肌見せる
会津湯の里 大地の恵み

駅は萱葺き 日本に一つ
古い歴史の 数ある街よ
昇る湯煙 幸せを
笑顔こぼれて 下郷の
白い可憐に 見渡す限り
蕎麦の花びら 流れる風に

心癒して 大内宿に
瞳閉じれば 聞こえるような
下にー下にーと 行列が
そんな錯覚 萱葺きの
並ぶ家並み 歴史の香り
空の白雲 止って見える

♪プラメロ2-8♪

412,二十曲峠
作詞:岩本 かおる  作曲:竹見 さとし

日毎夜毎に 眺めていても
どうせ眺める 日本(にっぽん)一の
場所を探して 忍野まで
富士の水湧き 鱒の群れ
水面鏡の 溢れる水よ
忍野高原 花咲匂う

歴史紐解き 峠をめざす
後ろ見下ろし 今来た村を
石碑読み読み 湧水を
遥か向こうの 割り石が
ぼとる水缶 満たして笑顔
富士を見るのも 忘れてござる

秋の峠に 霧雨吹いて
紅葉色づき 紅(あか)黄緑
ススキ白波 富士の峰
流れきらめく 鹿留め(ししどめ)の
都留の街並み 高速道路
白い帽子を 威厳を見せて

忍野高原 峠の松も
朝な夕なに 真白き富士を
夫婦並んで 見つめてる
時の流れか 偉大さか
シャッター切る人 車が並ぶ
涸れる事なき 湧水群が

♪プラメロ2-8♪

413,乳頭温泉(の湯)
作詞:岩本 かおる  作曲:竹見 さとし

ブナの芽吹きや 豊かな自然
心癒すは 流れの瀬音
何故か優しい 乳白色に
味は自慢の 自然の幸か
茸根曲がり 蕨に独活が(うど)

同じ山でも 呼び名が変る
乳頭山も 鳥帽子岳と
木陰求めて 大樹の下に
笑顔路ずれ 都会を離れ
歩きましょうと 車を捨てて

揺れる湯煙 黄葉(もみじ)の山に
染めてゆらゆら ななかまど
秋の乳頭 せせらぎさえも
いろりかこんで 自然の恵み
はずむ笑顔に 暮れ行く秋が

♪プラメロ4-8♪

414,富士
作詞:岩本 かおる  作曲:竹見 さとし

富士の玄関 御殿場町(まち)が
赤い鳥居に 浅間神社(せんげんじんじゃ)
杉の大樹に 囲まれて
周囲圧する 大鳥居
守り神様 木花咲く耶(このはなさくや)
姫の命と 湧水清く(ひめのみこと)(ゆうすいきよく)

峰の白雪 優雅な富士に
しばし見とれる 幸せ抱いて
笑顔嬉しい 指を指す
箱根背にして 何時までも
日本(にほん)一だと 眺めて飽きぬ
雲も流を 忘れたままに

街の灯かりを 振向き眺め
月の明りに 乙女の峰が
富士の峰にも 流れ星
明りちらちら 人の路
太郎坊から 六根清浄
唱え昔は 草鞋を履いて

♪プラメロ4-5♪

415,富士を世界遺産に
作詞:岩本 かおる  作曲:竹見 さとし

心一つに 明日をめざし
世界遺産に ぢみちなみちを
富士を遺産に 見上げれば
白く輝き 威厳さえ
東鮎沢 西黄瀬川に
相模灘なら 駿河の海に

仰ぎ眺めて 労わりあって
杖を頼りに 一息つけば
一度ならずも 二度三度
日本一だと 頷いて
空気いっぱい 吸い込み吐いて
空の浮雲  黄色く染めて

沈む夕陽が 海原染めて
明朝(あさ)の日の出を 信じて床に
雑魚(ざこ)ね 疲れか 寝息さえ
何時か流れた 人生の
苦労忘れて 燃える陽見つめ
両手差し上げ 大声だした

♪プラメロ2-2♪

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416,富士岡音頭〜新〜
作詞:岩本 かおる  作曲:竹見 さとし

箱根背にして 見上げる富士は
日本一だと しみじみ眺め
白い衣装に 身を包み
帽子頭に 微笑を
明日は雨よと 教えて呉れる
街は富士岡 歴史がかおる

夜毎聞こえる 太鼓につつみ
吉田神社の 祭りも近い
京の都に 吉田さん
鐘や笛の音 富士(やま)越えて
使命背負って 旅発つ五人
はやり病の 消滅胸に

昔蒸気の スイッチバック
富士の峰まで 届けと汽笛
名をば留めん 幹線も
時の流れか 単線に
富士を眺めて 富士岡駅に
昔懐かし 高堤防が

富士の姿の 神々しさに
朝な夕なに 思わず下げる
何時か忘れた 有り難さ
衣装真白き 青空に
街を見下ろし 日本一の
姿変わらじ 我らの富士を

♪プラメロ2-8♪

417,伏木の絆
作詞:岩本 かおる  作曲:竹見 さとし

絆結んで 見せ合う笑顔
鳩首会談 想いは一つ
海と山との 豊かさは
恵み嬉しい 町おこし
富山湾から 能登半島に
伏木ちゃんこと ほころぶ笑顔

思考錯誤の 苦虫噛んで
夢は一つに 一心腐乱
海の天草 ところてん
能登の里には 数あるが
沈む夕陽に 我が家に向かう
胸に描いた 明日のちゃんこ

出来た此れだと 手に手に道具
置くの忘れて 小躍りしてた
味も自慢の ちやんこ鍋
いつか笑顔の 伏木町
伏木ちゃんこの 誕生祝い
心一つに 夕空燃える

心見せあい 絆を結ぶ
富山伏木の 自慢のちやんこ
秘めた思いは 町起こし
海の自慢と 山の幸
恵み豊かに 越中富山
歴史輝く 我らの伏木

♪プラメロ2-8♪

418,兵越し峠
作詞:岩本 かおる  作曲:竹見 さとし

暴れ天竜 辿れば諏訪湖
歴史数ある 遠州遥か
今は昔の 物語
山の向こうは 信州か
此方遠州 水窪秋葉
春の豊かな 緑が香

兵越し峠の 綱引き戦に
国の威信を 腕に託し(かいな)
絆確かめ 国境(くにざかい)
衣装それぞれ 掛け声も
響け空越え 太平洋に
信濃諏訪湖に 白波たてて

今だつなげぬげぬ 国道ならば
悲願一念 峻険雲に(しゅんけん)
里に黄金の 波をうつ
白い花なら 蕎麦の花
稔豊かに こぼれる笑顔
祭り囃子が 心が騒ぐ

♪プラメロ4-7♪

419,蓬莱橋
作詞:岩本 かおる  作曲:竹見 さとし

世界一だと 自慢の橋も
茶園緑に 見渡す限り
甲斐の武田は 諏訪の原
攻めた徳川 諏訪城を
時は流れて 慶喜公の
大政奉還 駿府の城に

木橋歩いて 大井の流れ
武士や川越 人等をまとめ
鍬に一念 牧野原
勝海舟の 助言抱き
今も中条 岸辺に立ちて
明日を信じて 島田の町を

あれで良かった 本音をぼつり
誰にともなく 慶喜公が
こぼす言葉か 晩年に
島田女性の 合言葉
歴史数ある 蓬莱橋を
大井水面に 銀鱗跳ねる

♪プラメロ4-2♪

420,絆で生きる
作詞:岩本 かおる  作曲:竹見 さとし

恨み悔しさ 見渡す限り
地震津波に 流れた街よ
沈んだ夕日は 明日またのぼる
見えない糸でも 切れ目ない
絆信じて 笑顔を見せて
助けられたり 助けて生きる

海辺山並 傷跡は
胸にしまって 大空仰ぐ
閉じた瞼に 緑の島や
山の青さに 海の色
取り戻そうぜ 手を取り合って
後ろ振向きや 明日が見えぬ

人と言う字を 痛む手で
書いて見つめて 胸の奥
涙と共に しまい込む
海の宝と 陸の華
流れ黒潮 太平洋に
絆があるのさ 歩いて行こう

♪プラメロ1-2♪

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岩本かおる

         
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